有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

介護に関する施設として耳にすることが多いのが、有料老人ホームと特別養護老人ホームです。

似たような言葉であり、またどちらも高齢者に対する必要な介護、介助サービスを提供する施設と言う点では共通していますが、それ以外にはいくつかの違いも存在しています。



まずはその運営主体です。


有料老人ホームは運営主体が民間事業者であることも多く、その中には介護サービスを主としていない事業者も含まれています。



一方で特別養護老人ホームは、地方公共団体や社会福祉法人などであることが多いです。ですから、より公的な施設と言う色合いが強いです。
そのため料金面においては、特別養護老人ホームの方が低価格であることが多いのも、ひとつの違いです。また入居者に対しての条件にも違いがあり、特別養護老人ホームは基本的には要介護認定を受けた人のみを受け入れているのに対し、有料老人ホームは要介護認定を受けた人は勿論のこと、要介護認定を受けていない人でも入居可能と言う施設も多いのが特徴です。


この受け入れ条件の違いが提供されるサービスの違いにつながることも多く、特別養護老人ホームでは入居可能な要介護度が重い人や認知症を抱えている人でも、有料老人ホームでは受け入れができない、またそうなった場合には退去を命じられると言う場合もあります。

居住環境に対しても違いがあることも多く、特別養護老人ホームは低価格な分、相部屋が基本となっています。



個室を希望する場合は、別途費用が発生すると言う具合です。対して有料老人ホームは個室を基本として、更に利用者の状況や希望に応じてはホテル並みの部屋が使用できることも少なくありません。


これらの違いを踏まえた上で、実際に入居する際には個々の施設を見学することが大切です。